社会は、劇的に変わっています。絶対的な強さを有していた米国は、いよいよ欧州連合に経済におけるトップの座を明け渡すであろうとも言われています。中東の情勢も明らかに経済的な揺さぶりでしょうが、オイルマネーを顕示しています。食材、資材、建材などあらゆる原料が30から40%も高騰しています。
バブル絶頂期より、組織の理念や規範、上下関係などを教育することなく、会社の業績だけで大きなハンドルを切り続けた結果、大型雇用と大型リストラの繰り返しの中で生まれたデメリットは、現在の日本の経済構造にその影響が大きく染み込んでいます。フラットな社会を目指し、1対全体といった様相の組織構造を「良し」とした結果、中間マネージメントの体験を従業員から失わせ、リーダーシップを育む機会を激減させてしまった。これは、企業経営の問題点を分析する中で、最も多く見られる傾向です。
そんな時代であるからこそ、変化が必要です。
そして、変化をつくりだすリーダーが必要です。
世界的な経営学者ピーター・F・ドラッカーは、『社会や組織における変革期には、それまでの慣習やルール、既成概念を捨てるという破壊のためのリーダーシップと、新たなルールや システムを構築するという創造のリーダーシップの二つが求められる。』と著者の中で唱えています。
しかし、ネガティブな話ばかりではありません。ミネラルウォーターのトップメーカーでもあるボルビック社では、昨年、『1リッターfor10リッター』の活動を推進し、売上が40%も上昇したそうです。また、旅行会社のHISでは、発展途上国に井戸を掘るという国際貢献旅行が軒並み、売り切れています。渋谷のあるNPOでは、年会費数万円を払って、早朝清掃を行っています。こういった新たな動きが社会の問題点を解決する『社会起業家』というムーブメントとして、いよいよ本格化し始めています。乱れた社会と言われながらも万物の法則の通り、陰と陽は対になって社会や人々の心の中に存在しています。
今、この日本の置かれた情勢、そして10年後・20年後を考えた時、極めて近い将来において、根底から何かを変化させなければ破綻するような情勢であることは言うまでもありません。自らの我欲だけを追い求めた時代のツケがこれから来るのならば、それをいち早く察知し、理想の場所へと向かわせることの出来る新たなリーダー像が求められています。覚悟を決め、社会の問題点に切り込み、多くの人々に影響力を有する新たなチェンジリーダーを育成することを目的とした団体を立ち上げ、日本社会のあるべき変革に必要なエネルギーの一部になれればと考えます。
今の私たちにそれほど大きな力はありません。しかし、賛同していただける同様の志を有した協力者の方々がいらっしゃるのならば、明治維新に大きな影響を与えた、高杉晋作のごとく少人数でも大きな結果を出せることも可能でしょう。毎日がつまらないと感じているのならば、面白くできる人をたくさん育てましょう! そして、自分自身もより高めましょう。
面白きこともなき世を面白く!
2008年8月10日
特定非営利活動人
理事長 新納昭秀
NPO法人チェンジリーダーサポートクラブ
事務局:東京都豊島区池袋2-36-1
お問い合わせ(担当:朝井・入澤)
TEL 03-5960-1628(朝井・入澤)
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